自分にピッタリのコーチの見つけ方 #15
目次
【質問】自分にピッタリのコーチの見つけ方は?
── 今日のテーマは、「ザ・コーチTV」の視聴者の方からいただいた質問に谷口さんに直接お答えいただきたいと思います。
谷口:質問増えてきて、なんかすごいうれしくなってきました!
── うれしいですよね。こういう形で対話が視聴者の方とできるっていうのはとても素敵なことだと思います。
では、質問を読み上げますね。
ペンネーム「ゆうさん」さんからのご質問です。
私は将来コーチになりたいというまだ漠然とした夢があります。
谷口さんが以前
「コーチになるには、コーチを受けて成功した経験がないと」と
仰っていてその通りだと思いました。
ただ、コーチがほしいと切に思うものの、
コーチの見つけ方がわかりません。
ネットで検索などしてみるものの、どうしたら見つかるのか
途方に暮れてしまいます。
みなさんどこでコーチを見つけていらっしゃるのでしょうか。笑
コーチの見つけ方についてご指南頂けましたら幸いです。
こういったご質問をいただきました。
コミュニティやセミナー、勉強会に参加する
谷口:いくつか方法はあるだろうと思うんですけれど、まず、コミュニティに入るのはお勧めします。
例えば日本でいうと、『日本コーチ協会』っていうところがあって、各支部があるんですね。そういうところはコーチをしている人やコーチングを勉強している人が集まってコミュニティを形成して、勉強会だとかセミナーだとか開いているので、お近くのコーチ協会の各支部に入ったりしてもいいかもしれないですし、そういうコミュニティに参加すると、なんとなく普段も、コーチたちと接点があると、「あっこの人いいな」とか、「この人印象、自分に合いそうだな」っていうのもあるかな。
ネットで検索するっていっても、人柄とかわかりにくいから、直接コーチたちと接点をもてるコミュニティに参加するっていうのも一ついいと思うんですね。
あとは、コーチングのセミナーとか勉強会とかも結構開催されているんです。そういう所も、自分も勉強になるから勉強がてら参加していくと、先輩コーチたちがいると、「あっこの人ちょっとコーチしてほしいな」とかっていうのを見つけやすい。
なので、そういったコーチ協会とかのコミュニティだったりとか、コーチングの勉強会とかセミナーにいろいろ、いろんなところに顔を出してみる、っていうのを一つお勧めしますね。
コーチングのプログラムを受講してみる
谷口:あとは、僕は昔「コーチ・トゥエンティワン」、今「コーチ・エイ」っていう会社のコーチングのプログラムを勉強したんですね。
そういうコーチングのプログラムや勉強のプログラムを受講すると、同じようにそこにはコーチたちがいるし、そのトレーニングを運営している、コーチのトレーナーみたいな人もそういうところにいるんですね。
ゆうさんはコーチになりたいわけですよね。なので、コーチングの勉強もしながら、コーチとして先輩たちにも会う接点もあるので、そういった勉強をする、受講する。日本にいっぱいありますから、コーチングのトレーニング機関。そういったところに入るのも一つかな。
ネット検索で探すコツは?
谷口:インターネットでいうと、僕が知っているとこだと、『コーチングバンク』。
検索すると出てくると思う。そこは、簡単に言うとコーチ銀行だから、コーチたちがいっぱい自分のプロフィールだとか実績を挙げて登録しているので、そこから選べるっていうのが一つだけれど、何を基準にして自分がコーチを選ぶかっていうのをまず自分で明確にするのがいいかな。
コーチを選ぶ選択基準を明確にする
谷口:もしコーチを選ぶとしたら、男性か女性かっていったらどっちがいい?
── 今は女性がいいです。
谷口:という風に、これだって基準になるじゃないですか。あとは、どんなキャリアを積んできてる人か。もしコーチを選ぶとしたら、そのコーチはどんなキャリアを積んだ人がいいか?
── それはすごく大事なポイントですよね。
谷口:例えば起業するんだったら起業経験がある人だったりとか、自分がマネージャーをやっててコーチを探しているんだったら、マネジメント経験があるとかリーダーの経験があるとかビジネスシーンでいろいろ経験があるとかコーチもやってるとかって選べるじゃないですか。
選ぶ時の基準。男性か女性か?年齢はどれくらい?とか、どんなキャリアを持っている人?とか、どんなクライアントを主にやってきてるのか?
あと、よく得意なテーマとか書いてあるときがある。
例えば僕だったらセールスマンの目標達成なんてすごい得意です。マネージャーのチームビルディングとか、チームの目標達成すごい得意。ただ僕、カウンセリングっぽいやつ苦手(笑)なので、どんなコーチングのテーマやゴールが得意なのかっていうのも、決めておくと選びやすい。
もしコーチを選ぶとしたら、女性であるほかに、自分より年上がいい?年下がいい?
── 年上がいいです。
谷口:こうやって選べる。
経営者がコーチを選ぶとき、若い人がいいっていう人がいるんです。自分と違う世界を見てる人としゃべりたいっていう人。
もうビジネス経験は自分にあるからそれはいらない。それはコンサルタントに頼む。だからコーチは若い人がいいっていう人がいる。
そういう選択基準を決めておくと選びやすい。
── そうですね。
いろんなコーチと話してみよう
谷口:あとは一発でベストコーチが見つかると思わない方がいいですね。
大抵どこもちょっと一回、テストみたいなサービス提供している人いっぱいいるので、ちょっと一度話してみる。
例えば、10人くらいピックアップして全員と話してみて、3人ぐらいに絞って、その人とコーチングをテストでやってもらって、「あっこの人良いな」、「馬が合うな」、「やりやすいな」、「この人のコーチングすごく自分に合ってるな」っていうのを3人の中から選ぶっていうのもいい。
あと、契約をコーチたちはしてくるので、最初短い期間、1か月とか3ヶ月で契約して、合わなければ解消すればいい。で、次のコーチを試してみる。
だから、ベストなコーチを検索で探すっていうのが難しいかもしれない。何人か試してみるのをお薦めします。
そんなところかな?
── やっぱりそこはフィーリングというか、やっぱり実際話してみないとっていうのがあるんですね。
谷口:あります。
一番手っ取り早いのは、コミュニティとか勉強会とかセミナーとか、あとはコーチングのトレーニングを始めてみる。で、フィーリング合う人にちょっと試してもらってみる。
が、一番手っ取り早いかな?
── ぜひコーチに将来なりたいなっていう思いをお持ちの方は、この方法を実践していただければと思います。