紹介を依頼する頻度や伝え方は? #95

最終更新日:2022年11月25日

―― 今回は、視聴者の方から頂いた質問に、谷口コーチにお答えいただきたいと思います。

「契約が更新され続けるプロコーチの秘密 #92」の動画をご覧になっての質問です。

この動画では、「紹介してもらうために有効な方法」として、「紹介依頼をし続ける」ということを教えていただいたのですが、この「紹介依頼をし続ける」ことについて、「ぷりっつ」さんから質問をいただきました。

「紹介依頼をし続ける」はクライアントさんとのセッションのタイミングでするのでしょうか・・・?

クライアントさんが「またか・・・」という気持ちになるのではと感じます。

頻度や伝え方など、アドバイスがあればお願いします。

というご質問です。

谷口:確かこの動画では、通販の例えを出してるんですよね。

通販もそうですけど、とにかく僕たちはサービスを提供する側でもあるんですけど、サービスを受ける側を山のように経験してるんですよね。だからそこをヒントにするといいと思いますね。

自分のサービスを受ける、簡単に言うと、何か商品を買ったりサービスを買ったりした時に、どのタイミングで紹介依頼やリピートの促しが来るんだろう、というのを研究すると面白いと思います。

ユーザー側になってタイミングを研究する

谷口:例えば、何かサプリを買ったとしますね。継続だと月に1回送られてくるじゃないですか。今月30日分といって。

毎日メールは来ないけど、商品と一緒に「使い心地いかがですか?」とか、「紹介キャンペーンやってます」とか、大体くっついてくるんですね。

他にもレストランで食事を取ったら、今すごいね、アンケートって紙じゃないもんね。「QRコード読み取ってアンケート答えてください」とあって「紹介してくださった方には食事券プレゼントします!」なんていうのがあるじゃないですか。

だから、とにかくぷりっつさんも研究するのをお勧めします。自分がユーザーですからね。どんなタイミングで来るんだろうって。

そう考えると、確かに毎日にメルマガで「紹介ください」「紹介ください」っていうと「またか・・・」みたいに思うかも知れないので、ぷりっつさんも自分のタイミングでいくつか検証してみるといいなと思います。これを見ている方もね。

人に紹介したいと思うタイミングとは?

谷口:(人に紹介するとき)僕だったらどうするかな?って言うと、一番紹介したいって思うのは、自分が買ったサービスや商品が良かったなと思うとき紹介したいんですね。

ということは、タイミングでいうと、メタコミュニケーションとかエヴァリュエーションするときです。

どういうことかと言うと、普段のコーチングセッションは、クライアントさんのゴールと今抱えているテーマ・課題について話題にしてるんです。

なので、ここで「紹介してください」って言うと、テーマがゴールから別な話ですよね。

エヴァリュエーションやメタコミュニケーションというのは、ゴールや今の課題ではなくて、僕たちのコーチングや取り組み方や私のコーチングについて感想を聞かせてください、なんですね。だからこれはコーチングが話題になりますよね。

多分、ぷりっつさんが見た動画でも、エヴァリュエーションやメタコミュニケーションをやる時には、「小さな不満を解消していきましょう」みたいな話を確かしてるはずなんです。

ということは、そのタイミングで、ちゃんと査定をしたりコーチングコミュニケーションについて意見や感想を聞いていくと、不満が解消されていくので結果的に満足度が上がるんですね。

ですから、そのタイミングで、「どなたか、コーチを付けて夢をかなえたい人が他にいたら紹介してください。」なんていうのは、タイミング的にはすごくいいと思います。

どれぐらいの頻度で行うといいのか?

谷口:次に、メタコミュニケーションとかエヴァリュエーションをどれぐらいの頻度でやるかということですね。

元動画の時にも言ってるんですけど、一年終わって「どうでしたか?」って聞いたら、一年間で一回しか紹介依頼ができないじゃないですか。

確かこの時、懐石料理やフレンチ料理の話をしてるんですけど、前菜が出てきて「お味はいかがでしょうか?」とか、「今日のメニューですが、今の旬を取り入れた秋のメニューに変わりました。この食材はちょっとシェフのこだわりで・・・」みたいにして、一品ずつ小さく査定が入ってくるんです。全部食べてから「いかがでしたか?」じゃないんですね。

なので、メタコミュニケーションとエヴァリュエーションを、例えば1か月に1回「今月取り組みどうだっただろうか?」というように、頻度を上げていくといいと思います。

半年間の契約が終わった後ではなくて、1か月「今月どうだっただろうか?」、また1か月「今月どうだっただろうか?」もしくは3か月「どうだっただろうか?」

そのタイミングで、「私のコーチが有益に働きそうな方いらっしゃらないですか?」とか「ご存知ないですか?」とか「知ってませんか?」とか。

あとは、もっと簡単に言ったら「誰か、パッと普段の生活の中で、この人コーチングが有効そうだなって思う人がいたらぜひ声を掛けてください!」ぐらいの、軽さって言ったらいいのかな。

何が何でも紹介してくださいって言うよりも、「紹介」っていう言葉がちょっとだけ耳に残るような言い方をしたらいいんじゃないかなと。

「あぁ谷口さん紹介・・・、あーそうか、あぁ紹介ね~」みたいな感じで、クライアントに残る程度の言い方でいいんじゃないかなって思ってます。

タイミングは、自分の買った商品について感想を求められたり査定をするとき。

そしてそれは、コーチングをやっていて、全部食べ終わって、一年間終わって、半年間終わって査定するのではなくて、割と頻繁に査定していくと満足度が上がる。例えば1か月とか3か月。

そのタイミングで相手に「あ、紹介ね」っていう言葉が常に頭にあがるような軽い言い方でお願いをし、続けていくのがいいんじゃないかな、なんて思ってます。

答えになったかな?

―― はい、とても参考になりました。 今回のザ・コーチTVはいかがでしたか?今後もコーチングに役立つ情報を発信していきますので、チャンネル登録と高評価も是非よろしくお願いします。

谷口:お願いします!で、ここで紹介するといいかもね。

―― あぁ、そうですね。

谷口:「この人『ザ・コーチTV』が良いんじゃないかな?って思う人がいたら、是非『ザ・コーチTV』のURL教えてあげてね!」っていう感じ。お願いしま~す!

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