新米コーチがコーチング時間を積み上げるには? #89
――今日は視聴者の方からいただいた質問を谷口コーチに聞いてみたいと思います。
ゆきさんからの質問です。
谷口コーチいつもYoutubeの動画を拝見しており、どの動画もとても勉強になっています。
さて、お話ししていただきたいテーマは、『ゼロからのICF資格取得のためのコーチング時間達成』についてです。
谷口コーチがコーチングを始められた際、コーチング時間はどう達成されたのか、またいつから料金をチャージすべきか、知りたいです。
私は2か月前にコーチングスクールを終了し、ACC取得を目指し友達や知人にコーチングをしています。現在は料金はチャージせず、コーヒーやランチなどを奢ってもらい、そちらをPaid sessionとつけています。
料金をチャージしていないせいか、クライアントからのコミットメントが少なくコーチング時間取得が難しい状態です。
新米コーチが、クライアントを見つけるのに適している場所などありますか?
どうぞよろしくお願いいたします。
というご質問です。谷口コーチいかがでしょうか?
谷口:そうだな、最後が『適している場所がありますか?』っていうことですね。まあ、どんなところで僕はやったのかっていう話をしようかと思うんですが。
クライアントを見つけるのに適した場所とは?
僕が2002年の12月にコーチングを学習し始めて、2003年の4月に起業したんですね。
っていうことは、3~4か月。実は学習時間当時3年なので、ほとんど学習3年の内の3か月しかやってなくてコーチですって起業し、名乗り上げたんです。
そうすると、まず一つが、学習中っていうのがありますね。コーチたちが周りにいっぱいいるので、当時はリアルで勉強会とか月に一回のコーチングサロンとかあったんですが、そこで、お互いに相互クライアントのコーチができるでしょ?それはカウントしました。
まず、チャージの話は別にしますね。
『知人とか友人にコーチしてる』って確か言ってたじゃないですか?
ちょっと違うのが、知人や友人って普通あんまり目標を立ててゴールを設定して邁進しているっていうケースあんまり多くないんです。
でも、コーチ達ってこの人と同じように私もACCになりたいとか、私、プロコーチになりたいとかって思っている人多いじゃないですか。
だから、ゴール設定がある人と無い人ってある人の方が圧倒的に良いわけ。
っていうことは、同じようなコミュニティですね、特に学習している人とか、更にブラッシュアップを図ろうとしている人とか、まわりには上の資格を目指そうとしている人達がいました。
それ以外にも、教育界にコーチングを広めたいっていうコミュニティとか、医療界にコーチングを広めたいっていう看護師さんでコーチも提供している人とか。
コーチたちのいろいろなコミュニティがあるんですよ。とにかくそこに足を運んでいろんなコミュニティに居ました。
そうすると、まず学習欲が高いっていうのと、良くなりたいですっていう向上心があるのと、何らかのゴールを持っているので、コーチングのこと凄く知っているからこれはすごく練習にはもってこいでしたね。
ただ、そこにチャージやフィーが発生していないと、結局「ごっこ」になっちゃう、「コーチングごっこ」。
ただ、ACCぐらいならいいかなと僕は思いますよ。
コーチングを知ってて、お互いにゴールがあって、信頼関係もできている人たちのコミュニティーの中にとにかく、コーチ、クライアントを探していくとか。
お互いに「相手もACCだったらこっちもACCでお互いコーチしましょう」というのは、まあまあ手っ取り早かったかな。
次に、それ以外のセミナーとかありますよね?
2時間セミナーとか、集客セミナーとか、ブランディングセミナーとか、いま巷にいっぱいあるじゃないですか。
そういうところのコミュニティに行くと、学習欲あるし、向上心あるし、なんか来てるってことはゴールがあるよね?ブランディングしたいとか。
ここもすごい良い場所です。
だから、そういうところからACCだったら探すのがいいかなと思います。
コーチング時間を達成するには?
僕が恵まれてたのが、僕がいた世界(元サラリーマンしていた)のが、「セールス」なんですよ。
これはいいですよ!目標あるから。で、未達なんだからほとんど(笑)だからすごくいいクライアントなんですね。
で、「その目標達成するのを僕に手伝わせて」って言えば、「えっいいんですか?」って「いいよ」って、「じゃあコーチするね」「何すればいいんですか?」「電話して!」みたいな感じで。
とにかく実績を積みたいので、セールスなんかは良かったかな。
いつから料金をチャージすべきか?
次、チャージの話。
僕は、とにかく量をこなしたかったので、最初こっちがお金払ってでもいいからやらせてくれっていうスタンスです。
まずはスタートを切りたい、いっぱいクライアントさんとコーチングを。
で、それこそリスクリバーサルじゃないけど、「電話代払うよ。」っていうくらいにして、「じゃあやろう!」っていう話になるじゃないですか?
こっちが(コーチが)リスクを負ってやっていくと期待以上の反応をするケースって結構多いんですよ。
「谷口さんこれコーチングっていうの?」「これコーチング」「いいねコーチング」っていうと、「あっ、良い?」
そうすると、「続ける?」っていうと、「そう、じゃあ続けたいな」っていうと、「じゃあいくら」みたいな。大体このパターン。
とにかく、最初は始めて体感をしてもらって、試食みたいな。体感をしてもらってエバリュエーションですね。3か月とか、1か月でもいいです。
それで、感想を聞いて、良いって言ったら、「続けたい?」って聞いて「続けたい」って言ったら、「じゃあいくらなら払える?」って一応僕プロだから。
「じゃあそうだなー、1000円かな?」「よし手を打つ」っていって。まず1000円。
それで、3か月終わって、「それでどう?」って聞いて、「良いね」って。「じゃあ1000円じゃなくて、本来はいくらもらってるんだけど、いくらなら払える?」って聞いて上げていくっていうのをやってましたね。
ACCならこんな感じで僕はいいんじゃなかなって思います。