資格を取っても稼げないコーチの特徴【コーチング】 #57

最終更新日:2021年11月4日

―― 高い授業料も払って、しっかり勉強もして、コーチングの資格を取ったけれど全然稼げていないコーチが増えていると聞きました。なぜ資格をとっても稼げないのでしょうか?

谷口:この質問自体がおもしろいね。「資格=稼ぐ」って思いこんでいる人がいっぱいいるかもしれない。

僕も結構資格を持ってるんですね。まず、運転免許証持ってる。あと、僕は料理人だったんで、調理師免許持ってますね。あとは、宅建とか、FPも持ってますね。でも、これは持ってるだけで何にも収入ないですよ。そういうことですよね。

資格=収入と思ってませんか?

谷口:「資格=稼ぐ」、稼ぐというか収入と思っちゃってるとまず間違いですね。資格は収入じゃないんです。僕がよく言ってるのは、「資格=信用」なんです。

例えばどこかで外食するとします。お店に行くと、衛生管理者とかの保健所の資格とか、調理師免許とかがよく貼ってあります。

では、お店で外食するときに、衛生管理者も調理師免許も持ってないお店と、同じ値段で同じ美味しさで、衛生管理者も調理師免許も持ってるお店では、持っている方が安心じゃないですか?

―― そうですね。安心です。

谷口:ですよね?じゃあ、医師で考えましょう。「ブラックジャックです。でも医師免許ありません!」っていう人の手術受ける?

―― ちょっと怖いです。

谷口:怖いよね?つまり資格っていうのは信用でしかないんですね。なのに「資格=収入」だと思っちゃうと、まずこれは間違いなんです。

ということは、「資格を取る」ってことは、一応その役割として、信用は得られる、なんですね。だから資格を取っただけでは収入には結びつかない。

信用があるとどうするかというと、それで事業を起こすわけですね。コーチ業でもいい、病院でもいいです。病院という事業をやるときに、資格っていう信用があった方がお客さんに対して安心感はあるねっていうだけの話なんです。

資格にプラスして必要なこととは?

谷口:なので、もし事業をやりたかったら、資格だけではなくて、資格+〇+〇+〇、みたいなのが必要になってくる。

これが経営者としての能力だったり、起業家としての能力だったり、あとはセールスだったり、マーケティングだったり、もちろん実績だったり。そういったものがあって初めて収入になってくるんです。

多くの人は資格を取るために勉強してるんですけど、そうだね。資格を取ったら就職はちょっと有利かもしれない。でも事業を起こしてプロコーチになるって就職するんじゃないもんね。

プロコーチになりたいと思ってそれで収入を得たいなら、事業家になるということなので、資格を取ることプラス、事業の勉強だったり、事業の中のマーケティングだったり、セールスだったり、コンテンツの内容を作ったり、それに後は実績を積み上げていく。ここがないんですね。

「資格を取った=収入」という思い込みをずっと持ってる、こういう人は次に何をやるかというと、他の資格を取りに行くんです。それでどうなっているかというと、資格を取ることばかりにお金を投資していて、結局リターンがない。というのは、こっちを勉強しないからですね。

だから僕は資格を取ったらこっちの勉強もした方がいいって言ってるんですけど、それ両方教えてくれるところがないんですよ。

僕は宅建の資格を取ったけど、不動産屋を経営するノウハウって知らないもん。宅建とったから法律は詳しいですよ。民法とか建築基準法とかは知ってる。

不動産屋さんを経営するノウハウって大変だよね。でもそれを教えてくれない、っていうことですね。

だからここの違いをまずわかっていただいて、できればこれを全部勉強した方がいいです。資格を取ることと、その事業を起こして事業を継続するっていうことを一緒に勉強する。

そして資格マニアにならない方がいいですね。そう僕は思うので、これを一緒に教えてくれるところ探したほうがいいんじゃないでしょうか。

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