プロコーチの必須スキル!エネルギーチャージングとは?【コーチングスキル解説編】 #124
―― 今日のテーマは「エネルギーチャージング」です。
谷口コーチが主催されているプロコーチ養成講座では、プロコーチとして活躍し続けるための実践的なノウハウやスキルをいくつも教えられていると思うんですけれども、その中でプロコーチのコーチングスキルとして「エネルギーチャージング」っていうものがありますよね。
このエネルギーチャージング、もしかしたら視聴されている方もまだ馴染みのない言葉かもしれません。そこで、谷口コーチに教えていただきたいんですけれども、エネルギーチャージングとは、どういったコーチングスキルで、なぜこのエネルギーチャージングはプロコーチにとって必要なスキルになるのでしょうか。
谷口:例えばコーチングを勉強してる人とか、SNSでもいいです、いろんなところでコーチングについて情報とか会話があって、よくコーチングでは「気づきを促す」とかって言い方もしたりするじゃないですか、「話を聞く」とか、「質問する」とか「フィードバックする」とか。
僕が思うのは、それは、コーチング全体のコーチが果たす、支援、サポート、その中の多分一部なんですよ、気づきを促すとか、話を聞くとか、質問するとか、フィードバックするって。
でも、もっと他のものがあるって僕は思っているんです。
なので、できればこの「エネルギーチャージング」をもっとみんなで話題にしたり、それを支援するコーチングの練習をしたりしてほしいんです。
まず前提として、よくコーチングを勉強してる人いますよね。
コーチングを勉強することと、コーチングをするっていうのはちょっと別なんですね。
目次
コーチングでエネルギーチャージングをする機会とは?
谷口:どういうことかっていうと、コーチをするっていうのは、クライアントとコーチの提携関係なんですね、契約なんです。そこにはスタートから終了、ゴールまでのある契約期間っていうのがありますね。
よく3か月とか、半年とか、1年が契約期間なんですね、その間ずっと支援し続けるのがコーチング。
次に、コーチングの練習とか、カンバセーションっていうのは30分。
今日も僕、朝6時からやってたんですけど、1時間、あるクライアントさんと話をする、クライアントさんが話したいことや、明確にしたいことや、気づきたいことを話をする。
単発ですよね、ここに違いがあるっていうのを覚えといてほしいんですよ。
1回だけだったらエネルギーチャージングってほとんど出てこないです、1回だから。
っていうことは、その30分とか1時間のカンバセーションで、クライアントさんが何か得られれば良いってことですよね。
でも、今度コーチングってのは契約なので、イメージでは1年間と想像しましょうか、1年間、スタートからゴールまで導くとか、支援するプロセスなんですね。
この時にすごく重要になるんです、エネルギーチャージングって。1回ではあんまり出てこない。
だから、コーチングの練習だけの人と、普段クライアントと契約を何人もしてる人では、エネルギーチャージングをする機会が全然違うんです。
契約してる人は頻繁に必要になってくるんです。ただ、練習ばっかりしてる人は(エネルギーチャージングを)ほとんど練習しないっていう違いがまずあるんですね。
「エネルギー」と「モチベーション」の違いは?
谷口:では、前提として共通理解をしていきましょう。
コーチングで言うと、「エネルギー」っていう言葉と「モチベーション」っていう言葉出てきます。よく使うんだけど、カタカナ英語でしょ?これ違いわかる?
―― エネルギーとモチベーションの違い・・・なんとなく違いはあるんですけど、明確に言葉としてっていうのはちょっと難しい・・・。
谷口:こういう時、ぜひコーチたちは調べてほしいんですけど、エネルギーっていうのは力ですね。
太陽エネルギーとか、風力エネルギーって力のこと指すじゃないですか、簡単に言うと物事をなす、起こす力です、パワーみたいな。
そして、モチベーションっていうのはメンタルの部分ですね。
だから、やる気とか、動機とか、何かをしたいっていう気持ちと、それを起こせる力の違いなんですよ。
よく僕は「動詞をコントロールするとコーチングうまくなりますよ。」って言うんですけど、「モチベーション」っていう名詞で何か文章を考えるとしたら、どんな動詞がつきそうですか?
モチベーションを~でも、モチベーションは~でも。
―― モチベーションを上げる。
谷口:モチベーションを上げるとか下げるとか、モチベーションがあるとか、無いとかですね。
そのままだったら、やる気が上がる、やる気が落ちるとか、やる気が萎えるとか、やる気が高まるとかっていう言い方しますよね。
では、「エネルギー」を主語にする、エネルギーが~とか、エネルギーは~とかって言うと、どういう動詞が付きそうですか?
―― エネルギーが無くなる。
谷口:無くなる。他は?
―― エネルギーが満たされている。
谷口:満たされるとか、足されるとか、増すとかって言いますよね。あとは、無くなるとか、消耗するとか、減るって言いますよね。
なので、別物なんですよ。それで、僕たちは両方できるんですね、プロのコーチっていうのは。
なので、特に力の部分を指してるのが、エネルギーチャージングっていうスキルなんです。
では、このエネルギーチャージングっていうのは、似てる関わり方で、カウンセリングとかセラピーってありますよね。
カウンセリングやセラピーとは何が違うのか?
谷口:では、このエネルギーチャージングっていうのは、似てる関わり方で、カウンセリングとかセラピーってありますよね。
その時には、0ではないですけど、あまり出てこないんですよ、どちらかというと、心の何か悩みだとか病を改善するものなのなんですね。
でも、コーチングっていうのは、1年間を費やして、スタートからゴールまでにあるアクションを起こしていきながら成長していくプロセスなんですね。
ここが全く違うんですよ。カウンセリング、セラピーとコーチングと。
コーチングはアクションが絶対必要なんです、簡単に言うと、行動が必要なんですね「事をを起こす」だから、力が必要ですよね。
何かを動かすわけです、車を動かすでもいいです、船を動かすでもいいです、ロケット打ち上げるでもいいです、絶対、力って必要でしょ?
なので、エネルギーについて僕たちは知ってて、プロのコーチっていうのは、人がスタートからゴールに向かうプロセスで、このエネルギーがどう変わるか?っていうのを知っている専門家なんです。
同じじゃないんですね、変わったエネルギー。それは増えたのか?減ったのか?チャージングだから往々にして減るってこと。それを足すとか、満たすとか、補うとか、補充することのノウハウを知ってる専門家だから。
っていうことで、チャージングが必要なんですけど。
では、若松さんの中にエネルギー、ここではガソリンに置き換えましょうか、ロケットでも燃料入れますよね、車でも燃料入れる、電気自動車でも電気を入れる。
こういうふうにガソリンメーター、もしくはエネルギーメーターがあるとします。
あなたのエネルギーメーターはいくつを指していますか?
谷口:日常、同じことを割と繰り返している、特別なことはしない、割と慣れた仕事をしているっていう時を想像してくれます?日曜日のね。
朝起きた時のメーターってあるでしょ?針刺してますよね?夜寝る時のメーターって、どんな変化しそうですか?メーターに数字入れてもいいです。
―― その1日慣れてる仕事しかしなかったら、肉体労働でなければそんなに減ってないような気がします。 9!
谷口:朝9からスタートしますね。
では、日常慣れてることやってる時、夜寝る前ってどれぐらいになってそう?
―― 慣れてること・・・、 8。
谷口:8ですよね。でも、僕たちは物理的、肉体的な何か作業する。パソコンするでもいい、文章書くでもいい、なんかする時に普通にもう代謝ってエネルギー使ってるでしょ?
―― はい。
谷口:もし、1日何も人間に必要なエネルギーを補充しなかったらどんな感じ?朝飯食べない、昼飯食べない、夕飯食べない、水を飲まない。
―― 4。
谷口:減るってことですよね。ってことは足さなきゃいけないじゃないですか?翌日も仕事だと。
このように動くってことですよ、何か事をなして生きてるだけでも(エネルギーを)使うわけですね。
では、全く慣れてないこと、初めてやること、すごく難易度の高そうなことを今日はやるという時に同じように朝(エネルギーメーター数値)9で迎えました。
一応朝ごはんも食べます、昼ごはんも食べます、夜にはどれぐらいになりそうですか?
―― それもその内容によるかもしれないですけど、もう大変だったら2とか1とかになりそう。
谷口:ってことは、日常を繰り返してるだけだったら、コーチなんかいらないわけです。そんなに変わらないんだから。
でも、新しいことしたり、難易度の高いものをしたり、自分のスキルではすごく労力のかかることやるとしたら消耗するってことですね。
これ、僕たちコーチって、日常を繰り返すことをクライアントとやってないわけですよ、とにかくチャレンジをしたりとか、自分を変えたりとかすることを一緒にやっていくわけです。
てことは、今みたいに9だったものが2とか3に常に動いてくるってこと。
これを常に観察して、最適化するサポートするのがコーチの役。なので、エネルギーマネージメントが絶対必要になってくるよね。
例えば、新しいことをやる時もそうなんですけど、エネルギーにはメンタル的なエネルギーと、物理的な、体力的エネルギーがあると思ってるんですよ。
メンタル的エネルギーと体力的エネルギー
谷口:心がすごく疲れる時ないですか?
―― そうですね。あると思います。
谷口:ありますよね。やる気はなくないんですけど、エネルギーは消耗するとか、体も疲れるけど、心も疲れる時ありますね。
っていうことは、心のエネルギーチャージも必要なんです。
じゃあ、何かをスタートしてから始める時ってありますね。これ、ちょっと想像してくださいね。
結婚する時と離婚する時って、どっちの方がエネルギー消耗する感じ?
―― 経験はないですけど、多分離婚だろうなと思います。
谷口:僕も聞いてるとそうなんですよ。始めるより辞める方がエネルギーが要るってこと。
コーチングでは、この「辞める」、「手放す」っていうことをすごく促します。
なぜかって言うと、いっぱい持ってると歩けないんで、こういう時結構がエネルギー要るんです。
例えば、経営者だったら、人を雇う時より人をリストラする時の方がエネルギーが要りますよね、人を切るってすごい大変なんです。
っていうことは、メンタル的なエネルギーの消耗もあれば、体力的な消耗もある。
じゃあ、スポーツで想像しましょうか。スポーツね。
エネルギーチャージのスキルとは?
谷口:ある選手がオリンピックに出たいと思って競技を始めて、高校生ぐらいにしましょうか、実力もついてきたし、実績もある程度ついてオリンピック選手の候補に選ばれました。
よし、俺もオリンピックに出るぞ!っていう時、スタート。で、実際にパリオリンピックで、次のロンドン、ロサンゼルスオリンピックでもいいです、ここに出場するのがゴール。
最初、中間点(2年過ぎた位)と、ゴール直前とゴール後でプロセスを分けて考えてみましょう。想像でいいですよ。エネルギーメーター満タン10。
ここでモチベーションも関わってくるんですけど、横に置いておきます。エネルギー満タン10。エンプティーは0。
「よし、オリンピック候補に選ばれた!」と。絶対オリンピック出たい。
そういった時のメーター、これからオリンピックを目指す時ってどれぐらいありそうですか?
―― 10です。
谷口:10ぐらいありそうですね。
では、途中、新たな挑戦をしなきゃいけない、試合にも出て勝ったり負けたりする、スキルを身につけるために辛い練習もするっていう時ありますね。
結果がなかなか見えないっていった時、2年後ってどれぐらいになりそうですか?
―― ちょっとこれ、今、谷口コーチのお話を聞いてて、自分にも重ね合わせながら考えたんですけど、そのエネルギーが、自分が今いくつにあるかっていうのをわかってないっていうことも結構ありそうな気がして・・・。
今のご質問だったら、10って答えるかもしれないなとも。でも、実際に傍から、コーチから見ると、「いや、あなた10じゃないよ。」っていうことがあるんじゃないかな・・・という。
谷口:そうなんです。それね、この後話そうと思ったんですけど、これを自分で客観的に観察できる人がいないからコーチが必要だってことなんです。
―― はい!凄く思いました。
谷口:でしょ。もしね、これ2年後、(エネルギーメーターが)10って言ってそのまま突っ走ったらどうなるかって想像できません?
10って言ってるけど、本当は5しかないかもしれない。そうするとどうなるか?
―― それこそ自分でも原因がわからないうちに徐々に、それこそ鬱じゃないですけど、なんか壊れていくみたいな。
谷口:そうなんです。バーンアウトしたり。よく僕たちクラッシュって言うんですけど。気は据えてるんだけど・・・わかりやすいく言うとね、幼稚園の父兄参観のお父さんのリレーみたいな感じなんですよ。
気持ちを前に行ってるんだけど、その力がないから、足がもつれてこけて、救急車で運ばれるみたいな。
今、若松さんが言った通り、自分では大丈夫だと思ってるけど、走り続けると壊れるとか。
でも、走りたいわけですよ、自分で止めらんないから。でも、それコーチ止めなきゃいけないってことがあるでしょ。
そうすると、じゃあゴールの直前でどうなると思います?モチベーションじゃないですよ、ガソリン。
―― これもまた人によるかもしれないですけど、往々にしてもう減ってそうかなと思いました。
谷口:そう、減ることは確かですよね。練習したり、試合に臨んだり、色々やってみたりで。
だから、スポーツのマネージャーってゴール直前で必ずチャージするんですよ。
ゴール直前まで消耗してたら、いよいよオリンピックの時にエンプティーになっちゃうじゃないですか。
なので、ゴール直前は減ってるので、(エネルギーを)足していって、ゴール直前には満タンになるべくしてあげる。
そのために栄養だったり、食事だったり、睡眠だったり、休息だったり。
だから、試合前にある一定量の練習量に減らさなきゃいけないのあるじゃない。
じゃあ、いよいよ満タンでゴールを迎えました。結果わかりません。オリンピックで勝つか負けるか。
終わった後ってどうなると思います?
―― 終わった後も一気になんかへ減る。
谷口:減りそうですよね。
僕の時代の中で言うと、「あしたのジョー」っていっていゴール達成して、力石と試合やって、全部終わったら真っ白になって廃人になるみたいな(笑)
全部力を使い果たすっていう風に変わるってことですよ、人って。
往々にして人はゴールに向かうプロセスで、こう変わるよっていうのを知ってるのがコーチなの。
それをクライアントさんは自覚してないんですよ。
なので、客観的に見て、「今、こうなんじゃない?エンプティーなんじゃないの?だから一旦アクションではなくて、チャージングに行動を移したりとかした方がいいんじゃないの?」って提案できるのがコーチ。
そのために僕たちができることは、常にクライアントさんのメーターを見てるんですよ、「今どれぐらいかな?」って。
それを観察してメーターがある程度動きます。本人でも(チャージを)足せることはいっぱいあるので。
ただ、これはコーチが見て、あえてチャージングした方がいいなと、このままいったらバーンアウトするか、クラッシュするか、途中で止まっちゃう可能性があるって言った時に、
(若松さんがクライアントさんだったら)「若松さん、順調なんだけど、このままいったらエネルギーが枯渇して途中で止まるように僕は思う。若松さんどうだろう、ここはチャージング期間を1週間取って、もう1回エネルギーを充満させる、充填するための、少しチャージングウイークにしませんか?それから、またゴールに向かって走り出しませんか?」
って、提案のスキルを持ってるから。
で、「そうですね、確かにそうかもしれませんね。それをやっといた方がいいと思います。じゃあ、やってみましょう!」って言って、もっと具体的なスキルがある、チャージングする方法なんですね。
コーチはエネルギーを○○するプロである
谷口:じゃあ、例えば食べ物もありますよね、あと、睡眠とか、休息、など代表的にありますね。
これ、生きてくために必要なチャージなんですけど、何かこれをやるととか、これを見るととか、これを体験すると、自分の活力なのか、力が足されるなって思うことなんかある?
―― 例えば、飲みに行って、人と話すとか。
谷口:人と話すとかありますよね。それもすごく楽しい、ポジティブな話をしてくれると。
あと、中には、かえって適度な運動がいいっていう人いる、普段運動してるから少し運動した方がいいっていうの。
あとね、旅をすると活力が戻るって人います。
あとは、何かを鑑賞する。絵だったり、音楽だったり、ライブに行くとエネルギーが戻るみたいな人。
あと、普段美味しいものを食べる。普段の食事じゃなくて、本当に好きな美味しいものをあえて食べるっていうのもあります。
なんか好きなものいじるっていう人もいます。車いじってると戻ってくるとか。
それで、これを一緒に探す。で、こういうのでチャージングする。
あとは、逆に言うと、エネルギーを消耗してるものを取り除くって方法もある。
例えば、精神的なエネルギーがあるとするじゃないですか、別の言い方すると、「気がかり」ってやつ。
あれもやらなきゃな、これやってないな、これ出してないな、あれ片付けてないし、あれ、御礼言ってないな・・・みたいな。それってボディブローのようにエネルギー取ってないですか?精神的な。
なので、こういうのを1個ずつ取り除いていく。
あと、燃費が悪いものを使ってるってないですか?
―― 燃費が悪いもの・・・
谷口:例えば、この前、僕プリンター変えたんですけど、しょっちゅう詰まるんです。長く使ってるのは。
すると、イライラしてるじゃないですか。で、紙取り除いたり、なんか綺麗にしたりしなきゃいけないですよ。
微妙にエネルギー使ってるんです。この不具合なもの、要は妥協しながら使ってるんです。
こういうのを「未完了を減らす」とか、「妥協を減らす」って言うんです。
こんなのも提案しながらチャージングをして、また走り出せるようにしてあげるのがエネルギーチャージ。はい。
で、これをやらないと、1年間ゴールに向かうプロセスで、クライアントさんは止まる、戻る、諦める、壊れるっていうふうになるんですね。
なので、プロのコーチは契約をして、スタートからゴールまで必ずたどり着けるようにサポートする。
そのためには、クライアントさんが常にエネルギーが変化する。往々にして消耗する、枯渇する、減る、ので、本人も気付いてないケースが多々ある。
それを第三者が見てあげて、適度なタイミングで適切に充足する、補充する、チャージしてあげれば、クライアントさんはゴールにたどり着く確率が高くなる。
ということで、コーチはエネルギーをマネージメントするプロなんです。
どうだろう、僕の説明でイメージ湧いたかなあ。
―― すごくイメージ湧きました。でも、具体的なそのエネルギーチャージングの促し方とか、実際にこうやるんだよっていうのは、それも伺っていったらあと何日か必要になるんじゃないかな。
谷口:モチベーションと違うってのを必ず理解してるってことですね。
で、モチベーション上げるためにまたやることってあるんですよ。モチベーションも必ず上がる、下がる、だから。
だって新入社員なんかそうでしょ。最初モチベーション高いけど、何か月も経つと下がってきて、もっと下がっちゃうと辞めたりするじゃない。
途中でモチベーションはマネージメントした方がいい、マネージャーはね。
っていう風に、エネルギーとモチベーションは別物である。
エネルギーは減る足す。モチベーション上がる下がる。それをコーチは専門家として知っていて、それを適切に支援するスキルやノウハウを持っている。だからプロって言えるってことですね。
今日はこんなとこでしょうか。
―― このエネルギーチャージングは、なかなかこう、観測も、実際にこう促すっていうのも、すごくこ難しいというか、スキルとして難しそうだなと思うんですけど、身につけたらすごい人間力としてもすごい上がりそうなスキルだなと感じました。
エネルギーチャージングを身につけるメリット
谷口:あと、僕なんかコーチを自分でやってると、セルフマネージメントができるようになります。最近落ちてるなと思ったら、僕だったらなんかちょっと食べに行くとか、何か鑑賞するとか、昔だと、土いじりとか結構僕良かったです。園芸とか。
だから、野菜育てるなんてすごく活力がみなぎる年配の人いますよ。
知ってるから、ダウンしてきたなと思ったら、あえて仕事をする手をやめて、チャージングして自分で移動する、みたいなのができるようになります。
昔はぶっ壊れるまで走ってましたけど(笑)だから知ってると楽だと思います、人生が。
―― ありがとうございます。