【完全版】クライアントが激変する目標設定の極意【コーチング】

最終更新日:2026年1月27日

―― 今日は「効果的な目標設定」というテーマでお話を伺いたいと思います。

コーチングのセッションが上手くいかなかったり、グダグダなコーチングになってしまうことの大きな原因の一つとして、そもそも「効果的な目標設定」ができていないというケースがよくあると思います。でも、コーチングスクールなどでも「効果的な目標設定」のやり方を学ぶことは少なくて、どうすれば「効果的な目標設定」をできるんだろうと悩んでいるコーチも少なくないと思います。

そこで、クライアントの行動変容が劇的に起きるような、効果的な目標設定のやり方の極意をぜひ教えていただけませんでしょうか?

なぜ目標設定が重要か?

谷口:なるほどね。それで僕「ザ・コーチ」っていう本を書いたんだけど、余談で言うと、『効果的な目標設定ができるようになると人生は劇的に良くなる』っていうのは僕の持論なんです。

言ってしまえば、人生ですごく大事な知恵を学校では教えない。

1つが、この「効果的な目標をうまく使う方法」教えない。あと、「お金の話」教えない。あと「時間管理の話」教えない。だったら僕がって考えて本を書いたんですけど。

「効果的な目標設定」若松さん、すごくいい言葉使ってもらいましたね。効果を言うと、ある働きかけによって、期待通りの結果が現れることが効果。ってことは、どういう結果を期待して目標設定をするか?ですよ。

若松さん、どういう結果を期待して目標設定してる?

―― どういう結果を期待して・・・つい、売上がとか、そんな結果を期待しちゃいがちですね。

谷口:そこにまずヒントがあるなと思うんです。

僕なりにたどり着いたのは、人生がより良くなるとかそれを期待して目標をうまく使ったらいいんじゃない?です。

そこでまたICF、国際コーチング連盟の「コーチングとは?」がヒントになると思うので紹介しますね。

コーチングとは。

思考を刺激し続け、創造的なプロセスですね。で、これは何回も言っているけど、創造的っていうのは、新しいものをどんどん作っていく。新しいもの、成果もそうなんですけど、僕がコーチングやっていて思う最高の創造的なプロセスっていうのは、自己ベスト更新。

昨日よりも今日はもっとより良い自分になっている。今日よりも明日はもっとより良い自分になっている。これが1番根底にある創造的なプロセスだと僕は思うね。

クライアントが自身の可能性を公私において最大発揮する。

プライベートもビジネスも自分でも驚くような可能性を発揮させるコーチとクライアントのパートナーシップを築くことを言っているんです。

ってことは、効果的な目標設定っていうのは、この創造的なプロセスとかクライアントの公私における可能性が最大発揮させられるような目標設定っていうことです。

目標設定がうまくいかない理由

谷口:なぜ目標設定がうまくいかないのか?の理由をちょっと先にお話ししようかなと思うんですけど。

日常で、目標設定がうまくいかないのは、目標達成率と評価がくっついてるからなんです。だから、目標達成した人はよし。目標を達成しなかった人はイマイチ。みたいなそういったのが蔓延してない?

じゃあ、目標達成した人は、達成しなかった人よりも偉いのか?豊かなのか?って言ったら、そうじゃないなって僕思うようになったんです。

だからまず1つ考え方としたら、評価から成長へ目標を変えたらいい。目標をうまく立てればすごく成長が促される。要は自己ベストが更新できるっていう考え方にまず変えるといいかなって思っています。

次なんですけど、例えば、クライアントや社員でもいいですが、自己成長を遂げたり、チャレンジをしたりしていくプロセスが増えれば、その人の公私における可能性は最大化するし、企業においたら、多分企業が成長するよね。個人が成長して、個人がチャレンジしていけば企業が成長すると思うんですね。

夢・ゴール・ビジョン・目的・目標の関係

谷口:そのために何が必要か?

これもちょっと今日スケッチブックに書いてみました。本にも書いてるし、いろんなとこでも言ってるんですけど、若松さん、その売上、今期はいくら?みたいなやつ。この中(夢・ゴール・ビジョン・目的・目標)の内のどれ?

―― えーっと、目標ですか?

谷口:えーっと、売上げって、コントロールできないんですよ。外的要因もあるし、お客さんが買ってくれるかどうかもわからないです。なので「ゴール」。

―― あ、ゴールですね。

谷口:そのためには、若松さんは商品を開発するのか、見込み客を増やすのか、あとはメルマガ書くのか、そういうのが目標だったりするんですね。

で、僕がやっていて、なかなかうまくないのは、これが全部まとめて書かれたりされてない。

売上いくら?って言った時に、それは何のためにそれを目指すのか?それが手に入った暁には自分の公私は、プライベートやビジネスはどんな姿になっているのか?そもそもそれを目指そうと思った最初の動機は何だったのか?で話す?

―― いや、話してないことが多いです。

谷口:話さないよね。ということは、結局、この中で目標って実は1番最後なんですよ、僕の中で。前提として、夢から全部明確にしていって初めて目標が活きるんです。

こっち(夢・ゴール・ビジョン・目的)がないのに、ここ(目標)だけ一生懸命やって…。

会社のビジョンも、夢も希望も社長が語らず、何のためにこの会社を起こして、どのように世の中に役に立とうとするのか、この熱い使命感がなくて、全くそんな話が一切触れられず、「いいか、分かってるな。今月1000万必ず売ってこいよ!」みたいな話ばっかりしていて、やる気になる?

―― いや、ならないです。

谷口:だから、どれかがっていうか、欠けてるの。僕の経験上、もうこの辺(夢・ゴール・ビジョン・目的)が全部欠けてる。

なので、「効果的な」って言ったら、目標の前にこっち(夢・ゴール・ビジョン・目的)をとことん明確に喋る。だから、コーチングでうまい人っていうのは、こっち(夢・ゴール・ビジョン・目的)を喋る時間が長い。

で、コーチングが下手な人ってこれがすごく不明確だったり薄っぺらいのに、この話をしています。

その辺がまずうまくいく人と、うまくいかない人の特徴。

「夢」は願望・強い望み・欲求で、それに日付を入れて到達点を測るのが「ゴール」で、それが叶った時の風景とか映像とか体験してるのが「ビジョン」で、それは自分のどんな理由、使命、「目的」のためにそこへ向かうのかが、ありありと分かって具体的に「じゃあ、目標は何か?」っていう話ができたらいいんじゃないかなって思っています。

目標設定のSMARTの法則

谷口:最後に、目標をうまく具体的に設定する時の「SMARTの法則」っていうのでこれだけちょっと解説すると、もちろんこっち大事なんですよ。

夢どんな望み願望持ってて、それはいつそれが実現して、それが実現した時にはどんな今と違う風景を見て体験をしてるのか、そもそもそれは何のために向かおうと思ってるのか。具体的に道しるべとして何をするか。

なので「SMART」の、

S(Specific):「具体的、分かりやすい」だから頑張りますはダメとかことですね。

M(Measurable):「計測可能、数字になっている」だから測定できる。

A(Achievable):「同意して、達成可能な」それにコミットしてる、同意をしている、納得している。

R(Relevant):「関連性」なので非現実的なのは目標にならない。

T(Time-bound):「期限が明確、今日やる」期日なのか時間がそこへ必ず明記されている。

だから、これだけ考えると全然モチベーション減にならない。要は動機、何が何でもそこへ向かいたいって思わないです。これ感情がないの。

なので、さっき言ったこっち(夢・ゴール・ビジョン・目的・目標)が大事。優れたコーチはこれがはっきりしたから人は目標を掲げて動き出す、っていうのを知ってるのが優秀なコーチかな。

まとめ:効果的な目標設定のポイント

谷口:効果的な目標のやり方。代表的なのが目標の話ばっかりすると人は動かない

なので夢、ゴール、ビジョン、目的の順番で、明確に明確にしていった上で目標を設定する。目標はさっき言った「SMARTの法則」を利用する。

それができたら多分もう動きたくて仕方がないって、クライアントさんはチャレンジしてくんじゃないでしょうか。

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