【もしトラ 第4話】夢を描けなかった娘が「未来」を語り始めた|エネルギーと目標の関係

最終更新日:2026年1月13日

もし駆け出しの英語コーチが谷口貴彦の「虎プロ」を活用したら

第4話:みゆは「未来」を語り始めた

こんにちは。
コーチ・セブンピース事務局の若松です。

前回の第3話では、

・みゆがエゴや執着を手放すことで、楽になったこと
・海外のコーチ、メル・ロビンスの「LET THEM THEORY」のこと
・虎プロで学んだ「エゴを脇に置く」という在り方のこと

についてお話ししました。

今回は、その続きです。

ある日の夕食後、リビングでみゆと「将来」についてじっくり話をする機会がありました。

そこで見た、みゆの姿に、私は驚きと嬉しさを感じたのです。

夕食後のリビングで、みゆが「未来」を語り始めた

みゆ:
「私ね、将来はパパとママみたいに、起業して夫婦で仕事をしていきたいんだ」

目を輝かせながら、みゆはそう話し始めました。

みゆ:
「今の英語コーチの仕事がすごく楽しいの。
 だから、まずは今の会社でトップコーチになることを目指すって決めたんだ」

私:
「トップコーチ?」

みゆ:
「うん。入社のときに面接をしてくれたユヅキコーチ(仮名)が、入社から1年でトップコーチになったんだって。

 だから私も、1年でユヅキコーチと同じ職位まで到達する。それを”目標”にしたの」

私:
「1年か。それはすごいチャレンジだね」

みゆ:
「うん!それで、将来的にはメル・ロビンスやジェイ・シェティみたいな、世界で活躍するコーチになりたいんだよね」

鳥かごの中の鳥のようだった、みゆ

みゆの話を聞きながら、私は驚きと嬉しさの両方を感じていました。

確かにみゆは、妻に似て昔から賢い子でした。

でも、ここ数年は違っていました。

高校を中退したこと。
母親の闘病生活。
多感な年齢も重なって、

どこか本来のみゆらしさを閉じ込めているような状態だったのです。

まるで、鳥かごの中の鳥のように。

それが今、目の前にいるみゆは、目を輝かせながら将来を語っている。

幼稚園や小学校の頃の、あの本来のみゆらしさが戻ってきたようでした。

キラキラとしたエネルギーが、みゆから溢れ出しているのを感じていました。

「夢を描けるようになった」きっかけ

そこで私は、みゆにこう尋ねました。

私:
「みゆは、以前は夢や目標を描くのが苦手だって言ってたよね?」

みゆ:
「うん、そうだった」

私:
「でも今は、夢や目標をどんどん話してくれてる。何がきっかけでそんな風に変われたの?」

みゆは少し考えてから、こう答えました。

みゆ:
「一番のきっかけは、セブ島への語学留学かな」

私:
「セブ島?」

みゆ:
「うん。すごく素敵な人ばかりでね、それに私のことをみんな『すごい!』って評価してくれたんだ」

みゆ:
「私の価値をわかってくれる場所にいることって、すごく大切だなって気付いたの」

そう言いながら、みゆはセブ島での出来事をいろいろと話し始めてくれました。

実は、みゆはつい最近、結婚を決めました。
いわゆる「ゼロ日婚」というやつです。

みゆらしいと言えばそうなのですが、お相手はこのセブ島で出会った好青年。

この話の詳細は、また後日あらためてお話ししますね。

夢・ゴール・目標を描くには、エネルギーが必要

みゆの話を聞いて、私は改めて気づいたことがあります。

「夢やゴール、目標を描くには、エネルギーが必要なんだ」

ということです。

実は私自身も、ここ数カ月前までは本来の楽観的思考がすっかり消えて、悲観的思考に支配されていました。

エネルギーが枯渇していた時期は、将来のことなど考える余裕もなかったのです。

それが、みゆの溢れるエネルギーに触発されて、少しずつ、少しずつ回復してきました。

そして、未来への夢やゴール、目標を描けるようになってきたのです。

コーチ自身が、夢を描いていることの大切さ

谷口コーチは、虎プロの中でこう言っています。

「一つ大事なのは、自分がコーチとして手を組みたい人が、さらに高みを求めてるか? やっぱり夢を追いかけているか?」

また、こんな趣旨のことも語っています。

「プロコーチとして成功したい人は、常に自分の夢をアップグレードしていく。
 1年経ったら、もっと上に行けるはずだから。
 だから5年先は大きく描いて、夢に向かって進んでいく」

そして、極めつけはこの問いです。

「目標のないコーチ雇う?
 『あなたの目標は達成します、でも僕は目標が無いんですよ』
 って言うコーチに、頼みたいと思う?」

たしかにそうだなと思いました。

目を輝かせて夢を語る人の近くにいると、こちらまでエネルギーをもらえる。

そんなコーチがたくさん増えたら、日本はどんどん元気になっていくに違いない。

AIの普及による大きな時代の変革期。
不安を抱える人も増えるでしょう。

だからこそ、こんな時代に、コーチの存在が大きいのだと改めて思いました。

あなたのエネルギーを満たしているものは何ですか?

今回のお話で、

「夢やゴール、目標を描くには、エネルギーが必要」

という、私の気付きについてお話しました。

そこで、あなたが最近、エネルギーが回復した、満たされたと感じたことがあれば、ぜひ、それを振り返ってみてください。

また、あなたがエネルギーを満たすために日頃やっていることはありますか?

・人との出会い
・場所を変えること
・誰かからの言葉
・運動や健康習慣
・好きなことに没頭する時間 など

ご自身の「エネルギーが回復したきっかけ」や「エネルギーを満たすためにやっていること」を考えてみてください。

次回予告:ついに始まった「クライアントワーク」

ついに、みゆのコーチングセッションが始まりました。

初日のクライアントは2名。

1人は、50代の余裕のある男性。
もう1人は、バリバリのキャリアウーマン。

全く異なるタイプの2名でしたが、結果は──どちらも大成功。

駆け出しコーチのみゆが、なぜ初日から上手くいったのか?

そこには、虎プロで学んだ「困ったらクライアントに聞く」という姿勢と、「メタコミュニケーション」の活用がありました。

次回の第5話では、みゆの初セッションの様子と、そこで活きた虎プロのメソッドについてお伝えします。

お楽しみに!

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